血友病は、出血したときに血を固めるために働く「血液凝固因子」というタンパク質が、生まれつき低下・欠乏している病気です。このため、いちど出血をすると止血までに時間がかかります。
血友病は、血液凝固因子のうちの「第Ⅷ因子」が低下・欠乏している血友病Aと、「第Ⅸ因子」が低下・欠乏している血友病Bに分けられます。
2016年5月31日時点でのわが国の血友病Bの患者さんの数は、1,097人(男性1,081人、女性16人)と報告されています。
血友病の重症度は、からだのなかの血液凝固因子の働き(凝固因子レベル)がどの程度かによって上の3つに分けられます。